読書: January 2007 Archives

『シリコンバレー精神』を読んだ。
『ウェブ進化論』などの著者である、梅田望夫さんの著作である。


シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土
梅田 望夫
筑摩書房
売り上げランキング: 2866
おすすめ度の平均: 4.0
4 しょせん別世界の話ではあるんだけど…
4 日本はシリコンバレーに追いつけるのか?
4 Web3.0の予感を残しつつ


この本は、2001年に発刊された、
『シリコンバレーは私をどう変えたか―起業の聖地での知的格闘記』
をベースに、いくつか文章を書き足したものである。
ということで、情報が古くて現状と合わないものも含まれる。
けどまぁー、そんなのは些末なことである。
本書から伝わる、シリコンバレー的な思想こそが肝要じゃないかと。

佐々木俊尚さんの、
『ネットvs.リアルの衝突』を読んだ。


ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか
佐々木 俊尚
文藝春秋
売り上げランキング: 2617
おすすめ度の平均: 4.0
3 Winny問題が気になる人へ
5 コンピューター進化の思想的な意味
5 「インターネット(技術)は誰のものか?」


インターネットの世界では民主主義が正しく機能しており、
国家/信条などに依らず、誰もが自由に情報を発信/受信することができる。
...と思われがち。


だけれども、事実はそうではなく
インターネットが盛り上がれば盛り上がるほど、
政治/社会的な制約にしばられるというお話。
知らない話も結構たくさんあった。
もっと勉強しなくてはな。


一例としては、


ところがここで突然、米政府が乗り出してくるのである。
九八年一月、米政府は「グリーンペーパー」と呼ばれる文書を発表した。正式名称を「インターネットの名前及びアドレスの技術的管理の改善についての提案」という。その内容は、驚くべきものだった。米国政府がインターネットの正式な所有者であると宣言していたのである。
「今日のインターネットは、パケットスイッチング技術及びコミュニケーションネットワークに対する米国政府の投資から生まれた結果である。略。これが今日のインターネットの基礎となっている」(P.228より)


まぁ、ありえない話だよね。

きたみりゅうじさんの、
『フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。』
を読んだ。


フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
きたみ りゅうじ
日本実業出版社
売り上げランキング: 680
おすすめ度の平均: 5.0
5 きたみ りゅうじの本の中でも最高傑作!
5 青色申告の入門書
5 おぼろげな知識を具体化する知恵が満載の読み物


きたみりゅうじさんは、イラストレーター&ライター業を営んでいる方である。
Tech総研などをチェックしているので、きたみさんの名前は知っていたのだが、
そのきたみさんがフリーランスの人間向けに「申告」と「節税」について
著したのが本書である。


大変面白い。

『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだ。
2000年に初版が印刷された、割と古い本である。
自分が買った本の奥付を見たら、


二〇〇〇年一一月一五日 初版第一 刷発行
二〇〇六年一一月一〇日 初版第六五刷発行


とあった。
大変、息の長い本である。


金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ 白根 美保子
筑摩書房
売り上げランキング: 1078
おすすめ度の平均: 4.0
3 もはや古典か。
5 私の人生感を180度変えてくれた本
4 資産と負債の考え方


著者の実の父親である「貧乏父さん」と、
著者の友人の父親である「金持ち父さん」について、
その生き方と考え方を示し、
そしてそれらの父親から学んだ著者が
「お金」について自身の哲学を示した本。
...まぁ、ざっくり言うと。

『ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) 』を読んだ。
大変面白かった。


ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
渡辺 千賀
朝日新聞社
売り上げランキング: 883
おすすめ度の平均: 4.0
5 この値段は高いのではないでしょうか。
4 ブログ読むべし
3 おいおいおばはん


お固くない文体でサラっと読めた。
いいね、いいね。
渡辺千賀さんの視点で、
シリコンバレーでの仕事術(つーかライフスタイル)が解説されている。
いい感じに刺激を受けられる。


シリコンバレーは、子供のころ、
「君ってオタク〜」
という偏見を持たれてきた人がたくさん集まっている地でもあり、しかも、そういう人が尊敬される場所


ふむ。


ギークが(金銭的にも)報われる証拠に、シリコンバレーでは技術系企業の方が金融よりも給料が良い。
(略)。
さらに、同じ会社の中でも技術系の給料が一番高い。同じレベルの人材だったら、開発エンジニアを100とすると、マーケティングや事業開発などのビジネス系人材が85-90、財務や人事、総務などのオペレーション系が75-80というのが相場である。
(略)。
能力あるエンジニアは非常に限られた資源。スキルさえ高ければ他のすべてが許される。面接に30分以上遅れ、ペンもノートも持たず完全なる手ぶらで登場、服装は腹だしセーターにジーンズにブーツの女子でも、中身が超級なら問題なし。


ふむふむ。


個人的に印象深かった部分を2点のみ引用した。
まだまだ面白い記述があり、オススメの一冊。

『グーグル・アマゾン化する社会』を読んだ。


グーグル・アマゾン化する社会
森 健
光文社
売り上げランキング: 2041
おすすめ度の平均: 4.0
4 書評:周縁の無化と、一極集中はどう和解するのか。
1 そこが浅い
5 驚愕

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